完璧主義な人ほど尿漏れが治らない理由
結論から言うと、
骨盤底筋トレーニングを頑張れば治ると思っているからです。
ほとんどの尿漏れに悩む方は、
ネットで情報を調べて、骨盤底筋トレーニングを始めます。
しかし、
YouTubeや本で紹介されている骨盤底筋トレーニングでは
筋肉の鍛え方は教えてもらえても、
なぜあなたの尿漏れが改善しないのかは教えてもらえません。
そこでほとんどの方は
自分の頭で考えて、改善しようとします。
検索エンジンで
「尿漏れ 改善」
「骨盤底筋 鍛え方」といったキーワードを入力し
無料の情報を検索しまくります。
そして見つけたトレーニング方法を試してみますが、
数週間経つと、結果が出ないので、他の方法をまた探します。
これを繰り返し続けると、
無料の情報では結果が出ないことが分かります。
本気で尿漏れを改善したい人は、
ここで整体や骨盤ケアのサロンに投資しようと
お店を探します。
しかし、
多くの整体やサロンは
一時的な施術を提供しています。
骨盤矯正やマッサージは受けられても、
尿漏れの不安から解放されて自由に生きるという未来を
手に入れるところまではサポートしてもらえません。
なぜなら、
ほとんどの施術は身体の表面だけにアプローチするからです。
いろんな所に通って、
それでも改善しなかった人達もいます。
いろんなところに通っても改善しなかったのは、
尿漏れの本当の原因にアプローチできる場所に
出会えていなかったからです。
なぜ骨盤底筋トレーニングでは改善しないのでしょうか?
詳しく解説します。
骨盤底筋トレーニングでは改善しない理由
尿漏れに悩む方は
改善方法をネットで検索します。
そうすると、
いろいろな情報が見つかります。
ネット上にある情報のほとんどは、
「骨盤底筋が弱いから鍛えれば治る」という前提で書かれています。
例えば、骨盤底筋トレーニングの動画は、
「尿漏れするのは、骨盤底筋が弱いからです。
だから、骨盤底筋を鍛えれば改善します。
この動画を見てトレーニングしましょう!」
と語ります。
あるいは、
骨盤矯正のサロンを宣伝したい人は、
「尿漏れが治らないのは、骨盤が歪んでいるからです。
骨盤矯正を受ければ、尿漏れも改善します。
骨盤矯正サロン、初回限定割引中」
こんな風に語ります。
ネット上で見つかる改善方法は、
ほとんどがこのような情報です。
実際に、これらの方法で改善する人も
存在はします。
しかし、
改善しない人からすれば、
どの方法が自分に合っているのか分かりません。
改善した人から見れば
その方法が効果的だったのは一目瞭然なのですが、
まだ改善できていない人には分からないのは当然です。
なので、
改善しない人は、
自分が共感する情報を選びます。
でも、今の状態で共感する情報なので、
結局、自分の原因に合わない方法を選んでしまうことになります。
例えば、
「骨盤底筋が弱いから尿漏れする」というのは
よくある思い込みですが、
そう信じている方はたくさんいます。
そういう人は、
骨盤底筋を鍛えれば治りますよ、という文章に共感します。
なので、その文章の言っていることを実践しますが、
その人の尿漏れの本当の原因は筋力不足ではないので、
改善しません。
つまり、
いくら改善方法を検索しても、
正しい情報を選ぶ判断軸がないので、
自分に合った方法を選び取ることが難しいのです。
仮に何かの方法を試したとしても、
改善しない人は2~3週間で結果を求めます。
変化がなければ「このやり方じゃダメなんだ」と判断し、
また別の方法を探し始めます。
しかし、
そもそも選んでいる方法自体が
本当の原因にアプローチしていないので、
どれだけ続けても改善しません。
つまり、
自分の今の考え方で判断している限り、
いくら行動しても、
何が間違っているのか分からないのです。
間違いに気付けないので、
改善できないままになってしまいます。
完璧主義な人の身体に起きていること
では、骨盤底筋トレーニングで改善しない人の
本当の原因は何でしょうか?
それは、
「こうあるべき」という心の緊張が
身体全体を固くしていることです。
完璧主義な人は、
常に「ちゃんとしなければ」と思っています。
「失敗してはいけない」
「迷惑をかけてはいけない」
「期待に応えなければ」
「いつも笑顔でいなければ」
「弱みを見せてはいけない」
こうした思考が、
無意識のうちに身体を緊張させています。
肩に力が入り、
呼吸が浅くなり、
お腹を固め、
そして骨盤底筋もギュッと締めたまま生活しています。
骨盤底筋は、
「締める」と「緩める」の両方ができて
初めて正常に機能します。
尿を我慢するときは締め、
排尿するときは緩める。
この切り替えがスムーズにできることが大切なのです。
しかし、
完璧主義な人の骨盤底筋は、
常に緊張状態にあります。
常に力が入っているということは、
「これ以上締められない」状態になっているということ。
くしゃみや咳などで
お腹に急激な圧力がかかったとき、
すでに緊張している骨盤底筋は
これ以上締めることができず、
尿が漏れてしまうのです。
これが、
「こうあるべき」という強い緊張が
尿のコントロール機能まで麻痺させている、
ということの意味です。
鍛えれば鍛えるほど逆効果になる
ここで問題なのは、
すでに過緊張状態の骨盤底筋を
さらに鍛えようとすることです。
「筋肉が弱いから漏れる」と思い込んで、
毎日一生懸命締める運動をする。
しかし、
すでにガチガチに緊張している筋肉を
さらに締めようとしても、
ますます硬くなるだけです。
「緩める」ことがますますできなくなります。
そして完璧主義な人は、
トレーニングも「完璧に」やろうとします。
「毎日必ず〇回やらなければ」
「正しいフォームでやらなければ」
「効いている感覚がなければダメだ」
「サボったらまた悪化する」
このように、
身体をケアするための運動が
いつの間にか「頑張らなければいけない義務」になってしまう。
これでは、
身体の緊張は解けません。
むしろ、
「ちゃんとできていない自分」を責めて、
さらに心身が緊張する悪循環に陥ります。
完璧主義な人ほど真面目にトレーニングに取り組むのに、
完璧主義な人ほど尿漏れが改善しない。
この矛盾の正体は、
心の緊張が身体の緊張を生み出しているからなのです。
一人では気付けない無意識の緊張
完璧主義な人は、
常に緊張していることが「普通」になっています。
だから、
自分が緊張していることに気づいていません。
「リラックスしましょう」と言われても、
どうやってリラックスすればいいのか分からない。
「力を抜いて」と言われても、
どこに力が入っているのか分からない。
「深呼吸して」と言われても、
浅い呼吸が当たり前になっていて、
深い呼吸の感覚が分からない。
これが、
尿漏れが改善しない本当の原因です。
無意識の緊張に気付くには、
外からの視点が必要です。
「今、肩が上がっていますよ」
「呼吸、止まっていましたね」
「お腹にずっと力が入っています」
「骨盤底筋、緩められていますか?」
こうした声かけをしてもらって、
初めて「あ、私は緊張していたんだ」と気付けます。
そして、
この気付きを繰り返していくことで、
少しずつ自分でも緊張に気付けるようになり、
緩められるようになっていきます。
心の許可が身体を変える
では、どうすれば
尿漏れを根本から改善できるのでしょうか?
答えはシンプルで、
「完璧じゃなくていい」と心に許可を出すことです。
そうすれば、
身体の緊張は驚くほど解けていきます。
「失敗してもいい」
「できなくてもいい」
「人に頼ってもいい」
「弱い自分を見せてもいい」
「そのままの私でいい」
こうした許可を、
心の深いところで自分に与えてあげること。
しかし、
これは言葉で言うほど簡単なことではありません。
長年かけて形成された思い込みは、
「頭では分かっているけど、心が納得しない」
という状態を生み出します。
だから、一度「完璧じゃなくていい」と思っても、
すぐにまた「でも、ちゃんとしなきゃ」という思考が戻ってきます。
なぜなら、
その思い込みがあった方が、
親に認めてもらいやすかったとか、
職場で評価されやすかった、
家族の中で自分の居場所を確保できた、
といったメリットもあったからです。
幼少期から
「ちゃんとしなさい」
「泣いちゃダメ」
「我慢しなさい」
「お姉ちゃんなんだから」
「人に迷惑をかけないで」
と言われ続けて育った結果、
「私はちゃんとしていなければ、愛されない」
「私は完璧でなければ、価値がない」
「私は人に頼ってはいけない」
という無意識の思い込みが形成されています。
この思い込みは、
1回や2回言われただけでは書き換わりません。
何度も何度も、
「今、緊張していますよ」
「完璧じゃなくていいですよ」
「そのままで大丈夫ですよ」
と伝え続けてもらうことで、
ようやく心と身体が変わり始めます。
パーソナルでサポートを受ける意味
この無意識の思い込みに気付いて
書き換えていくには、
マンツーマンでサポートを受ける必要があります。
なぜなら、
無意識の緊張は、
自分一人では気付けないからです。
完璧主義な人は、
「緊張している状態」が普通になっています。
だから、
「力を抜いて」と言われても、
どこに力が入っているのか分からない。
「リラックスして」と言われても、
リラックスした状態が分からない。
これは、
あなたの努力が足りないのではありません。
長年の思考パターンが、
身体に染みついているからです。
だからこそ、
外から見てくれる人が必要なのです。
「今、肩に力が入っていますよ」
「呼吸が浅くなっていますね」
「骨盤底筋、緩められていますか?」
こうした声かけを繰り返し受けることで、
少しずつ自分の緊張に気付けるようになります。
そして、
気付けるようになれば、
自分で緩められるようになっていきます。
グループレッスンでは改善しない理由
「ヨガ教室に通えばいいのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、
グループレッスンでは、
あなたの尿漏れは改善しません。
なぜなら、
グループレッスンでは
一人一人の身体の状態を見ることができないからです。
10人、20人の生徒がいる中で、
あなたの骨盤底筋が緊張しているかどうか、
講師は確認できません。
「はい、締めて〜」
「緩めて〜」
と声をかけることはできても、
あなたが本当に緩められているかは分かりません。
そして何より、
グループレッスンでは
あなたの心の思い込みにはアプローチできません。
「完璧でなければいけない」
「失敗してはいけない」
「人に迷惑をかけてはいけない」
こうした思い込みは、
一人一人違います。
その思い込みに気付かせてあげるには、
あなたの話をじっくり聞いて、
あなたの思考パターンを理解する必要があります。
これは、
マンツーマンでしかできないことです。
1回のセッションでは変わらない理由
「1回体験すれば分かるのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、
長年かけて形成された思い込みは、
1回のセッションでは書き換わりません。
なぜなら、
人は1回言われただけでは変われないからです。
「完璧じゃなくていいですよ」
と言われて、
その場では「そうか」と思っても、
家に帰れば、
また「ちゃんとしなきゃ」という思考が戻ってきます。
これは当然のことです。
何十年もかけて身についた思考パターンが、
1回で変わるはずがありません。
だから、
何度も繰り返し伝える必要があります。
「今日も肩に力が入っていましたね」
「また完璧にやろうとしていましたね」
「それ、本当に必要な緊張ですか?」
こうしたやり取りを
2回、3回、何か月もかけて続けていくことで、
ようやく思考パターンが変わり始めます。
そして、
思考パターンが変われば、
身体の緊張も自然と解けていきます。
骨盤底筋が緩められるようになり、
「締める」と「緩める」の切り替えがスムーズになり、
尿漏れが改善していくのです。
私のパーソナルヨガセッションでできること
私が提供している
尿漏れ改善&予防パーソナルヨガセッションでは、
身体と心の両方にアプローチします。
経絡ヨガをベースに、
まずは身体の緊張をほどいていきます。
深い呼吸を取り戻し、
骨盤底筋を緩める感覚を身につけていきます。
そして同時に、
対話を通じて
あなたの心の奥にある思い込みを探っていきます。
「なぜ、完璧でなければいけないと思うのですか?」
「失敗したら、何が起こると思いますか?」
「人に頼ることは、なぜいけないのですか?」
こうした問いかけを通じて、
あなた自身が気付いていない思い込みを
一緒に見つけていきます。
そして、
その思い込みを手放す許可を
心の深いところで自分に与えていきます。
「完璧じゃなくても、私は価値がある」
「失敗しても、私は愛される」
「人に頼っても、大丈夫」
こうした新しい考え方を、
身体と心に染み込ませていきます。
これを半年、1年とかけて続けていくことで、
あなたの身体は根本から変わっていきます。
【無料動画講座のご案内】
尿漏れを根本から改善する方法を、
無料動画で詳しく解説しています。
この動画講座では、
✓ なぜ骨盤体操を一生懸命がんばっても、尿漏れが改善しないのか、その本当の理由
✓ 尿漏れの真の原因は「身体」ではなく「心」にあるという新常識
✓ 整体通いを減らしても、尿漏れを根本から改善できる「たった1つの方法」
✓ 尿漏れを引き起こしている「不要な思い込み」の正体と、その見つけ方
✓ 生涯にわたって尿漏れを予防できる考え方の身につけ方
など、尿漏れ改善の全貌をお伝えしています。
整体通いを減らしても、
尿漏れを改善し、
生涯にわたって予防できる考え方が身につきます。
今すぐ、下記のリンクから無料動画をご覧ください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
尿漏れ改善&予防パーソナルヨガ専門家
ヴェス理沙