尿漏れ体操が続かないあなたへ
ヴェス 理沙こんにちは。
尿漏れ改善＆予防パーソナルヨガのヴェス理沙です。
今日は「尿漏れ体操が続かない」
という悩みを抱えている方に向けてお話しします。
あなたは、尿漏れを改善しようと
骨盤底筋体操に取り組んだことはありますか？
「毎日続けましょう」と言われて始めたものの、
気づけば三日坊主。
そんな自分を責めてしまった経験がある方も
多いのではないでしょうか。
実は、体操が続かないのは
あなたの意志が弱いからではありません。
答えは
「心と体の両方にアプローチできていないから」です。
体だけを鍛えようとしても、
心が置き去りになっていては、
根本的な改善にはたどり着けません。
「頑張らなきゃ」という思い込み
尿漏れに悩む多くの方が、こんな気持ちを抱えています。
- 「このまま一生尿漏れパッドが手放せないのかも」
- 「くしゃみをするたびにヒヤッとする」
- 「友人と大笑いしたいのに、つい我慢してしまう」
- 「運動したいけど、漏れが怖くて踏み出せない」
そして、改善のために骨盤底筋体操を始めます。
病院で勧められたり、ネットで調べたりして、
「毎日10回×3セット」といった方法を知ります。
最初の数日は頑張れます。
でも、1週間、2週間と経つうちに、
だんだん面倒になってくる。
仕事や家事で疲れた日は
「今日だけはいいか」と思ってしまう。
そして、
続けられなかった自分を責めてしまう。
「こんなことも続けられない自分はダメだ」
「意志が弱いから治らないんだ」
この自己嫌悪こそが、
実は改善を遠ざけている最大の原因なのです。
なぜ「頑張る」と逆効果になるのか
ここで、尿漏れが起こるメカニズムについて
少しお話しさせてください。
尿漏れの多くは、
骨盤底筋の機能低下が原因と言われています。
骨盤底筋とは、
骨盤の底にハンモックのように張り巡らされた筋肉群のこと。
この筋肉が膀胱や尿道をしっかり支えることで、
尿をコントロールしています。
出産、加齢、運動不足、長時間のデスクワーク、前立腺の手術後など、
さまざまな要因でこの筋肉が弱ったり、うまく働かなくなったりすると、
くしゃみや笑い、重い物を持ち上げた瞬間などに尿が漏れてしまいます。
ここで多くの方が陥る落とし穴があります。
それは、
「骨盤底筋を鍛えれば治る」という単純な発想です。
もちろん、
骨盤底筋を鍛えることは大切です。
しかし、
問題はその「鍛え方」と「心の状態」にあります。
「頑張って締める」「力を入れて鍛える」
というアプローチでは、
本当の意味での改善には至らないことが多いのです。
なぜでしょうか？
その理由は、
心と体の緊張にあります。
「頑張らなきゃ治らない」
「毎日続けなきゃ意味がない」
「もっと力を入れて締めなきゃ」
こうした気持ちで体操に取り組むと、
心も体も緊張状態になります。
肩に力が入り、呼吸が浅くなり、
お腹もカチカチに固まってしまう。
この状態では、
骨盤底筋だけをピンポイントで動かすことが難しくなります。
さらに問題なのは、
骨盤底筋は「締める」だけでなく
「緩める」ことも重要だということです。
緊張で固まった心と体では、
この「緩める」という動きがうまくできません。
結果として、一生懸命体操をしているのに効果が出ない、
という状況に陥ってしまうのです。
整体や薬でも改善しない本当の理由
尿漏れに悩む方の中には、
整体に通ったり、
病院で薬を処方してもらったりしている方もいらっしゃるでしょう。
整体で骨盤の歪みを整えてもらうと、
一時的に楽になることがあります。
薬を飲むと、
症状が軽減することもあります。
でも、しばらくすると元に戻ってしまう。
なぜでしょうか？
それは、
根本的な原因にアプローチできていないからです。
整体で骨盤を整えても、
日常生活での姿勢や体の使い方が変わらなければ、
また歪みは戻ってきます。
薬で症状を抑えても、
骨盤底筋の機能そのものが改善されたわけではありません。
そして何より、
心の状態が変わっていなければ、
体だけを整えても限界があるのです。
尿漏れへの不安、
「治らないかもしれない」という恐れ、
続けられない自分への自己嫌悪。
こうした心の状態が、
体の緊張を生み出し、
改善を妨げています。
尿漏れを根本から改善するためには、
体だけでなく心にもアプローチし、
自分自身で心と体をケアできるようになることが必要なのです。
しかし、ここで先ほどの問題に戻ります。
「自分でケアしなきゃ」と思うほど、
プレッシャーを感じてしまう。
「頑張らなきゃ」と力んでしまう。
続けられない自分を責めてしまう。
この悪循環から抜け出すには、
「頑張る」という発想そのものを手放す必要があります。
ヨガとコーチングで心と体を整える
ここで、私が提案したいのが
「ヨガとコーチングを組み合わせたアプローチ」です。
ヨガというと、
難しいポーズや柔軟性が必要なイメージがあるかもしれません。
でも、本来のヨガは「頑張る」ものではありません。
呼吸を深め、体の声を聴き、
余計な緊張を手放していく。
それがヨガの本質です。
そして、コーチングとは、
対話を通じて自分自身の内面と向き合い、
本当に望んでいることや、
無意識に抱えている思い込みに気づいていくプロセスです。
この2つを組み合わせることで、
心と体の両面から根本的な改善を目指すことができます。
体へのアプローチ：緩めるヨガ
まず、深い呼吸を通して体全体の緊張をほぐします。
肩の力が抜け、
お腹が柔らかくなり、
骨盤底筋にも自然とアクセスしやすくなります。
その状態で、
骨盤底筋を「締める」だけでなく
「緩める」動きを丁寧に行います。
締めて、緩めて、また締めて。
この繰り返しを、力まずに、
呼吸と一緒に行っていきます。
「頑張る」のではなく、「感じる」。
「鍛える」のではなく、「目覚めさせる」。
このアプローチなら、
続けることへのハードルがぐっと下がります。
なぜなら、
やること自体が気持ちいいからです。
心へのアプローチ：コーチング
体をケアするだけでは、
根本的な改善には至りません。
なぜなら、
「続けられない」「頑張らなきゃ」という思い込みは、
心の中にあるからです。
コーチングでは、
こうした無意識の思い込みに気づき、手放していきます。
「なぜ自分を責めてしまうのか」
「本当はどうなりたいのか」
「何が改善を妨げているのか」
こうした問いを通じて、
自分自身と向き合っていきます。
すると、
「頑張らなきゃ」という思い込みが緩み、
「このままの自分でいいんだ」と思えるようになります。
心が緩むと、
体も緩みやすくなります。
心と体はつながっているからです。
自己嫌悪で心がカチカチに固まっていると、
体も緊張から解放されません。
でも、
「これでいいんだ」「頑張らなくていいんだ」と心が緩むと、
体も自然とリラックスしていきます。
このリラックスした状態こそが、
骨盤底筋を本来の働きに戻すための土台なのです。
一人で続けられない理由
ここまで読んで、
「じゃあ、緩めるヨガを自分でやってみよう」と思った方も
いらっしゃるかもしれません。
もちろん、
本やYouTubeで学んで実践することも可能です。
でも、正直に言うと、
一人で続けるのは難しい場合が多いです。
なぜでしょうか？
まず、骨盤底筋は目に見えない筋肉です。
腕や脚の筋肉と違って、
正しく動かせているかどうかを自分で確認するのが難しい。
知らないうちに、
また「頑張る」モードになってしまっていることもあります。
また、心の思い込みは、
自分一人ではなかなか気づけません。
「頑張らなきゃ」という思い込みは、
長年かけて身についたものです。
一人で「手放そう」と思っても、
気づけばまた同じパターンに戻ってしまいます。
さらに、
一人だと疑問や不安が出てきたときに、
すぐに解決できません。
「これで合っているのかな？」
「効果が出ている気がしないけど、続けていいのかな？」
こうしたモヤモヤを抱えたまま続けていると、
モチベーションが下がってしまいます。
誰かに見てもらえる環境、
心の状態を一緒に整えてもらえる環境があると、
続けやすさは格段に上がります。
パーソナルヨガという選択肢
だからこそ、
私はヨガとコーチングを組み合わせた
パーソナルヨガをおすすめしています。
パーソナルヨガでは、
あなたの心と体の状態を丁寧に見ながら、
あなたに合ったアプローチを一緒に見つけていきます。
骨盤底筋を正しく動かせているか、
余計な緊張が入っていないか、
呼吸は深くできているか。
一人ではわかりにくいことも、
一緒に確認しながら進めていけます。
そして、コーチングを通じて、
「なぜ続けられないのか」
「何が改善を妨げているのか」
を一緒に探っていきます。
心の思い込みに気づき、
手放していくことで、
体のケアも自然と続けられるようになります。
また、あなたのライフスタイルに合わせて、
無理なく続けられる方法を提案します。
毎日1時間やらなきゃいけない、
なんてことはありません。
忙しい日でも5分でできることを取り入れたり、
日常の動作の中で意識するポイントをお伝えしたり。
「頑張らずに続けられる」を実現するための
サポートをします。
セルフチェック：あなたの現状を確認してみましょう
では、ここで簡単なセルフチェックをしてみましょう。
紙とペンを用意してください。
以下の質問に答えてみてください。
- 尿漏れ体操を始めて、1ヶ月以上続けられたことはありますか？
- 体操が続かなかったとき、自分を責めてしまいましたか？
- 整体や薬に頼っても、根本的な改善を感じられていないと思いますか？
- 「頑張らなきゃ治らない」と思っていますか？
もし、
1が「いいえ」で、
2〜4が「はい」だとしたら、
今のアプローチを変える必要があります。
体だけでなく、
心にもアプローチすること。
そして、
「頑張る」から「緩める」へ発想を転換すること。
この2つから始めてください。
くしゃみや笑いを気にしない自分へ
尿漏れが改善すると、
何が変わるでしょうか。
くしゃみをするときに、
ヒヤッとしなくなる。
友人との会話で、
思いっきり笑える。
運動や旅行を、
心から楽しめる。
尿漏れパッドを買い忘れても、
焦らなくなる。
「もしものとき」を常に気にしていた自分が、
解放される。
これは、単に体の問題が解決するということ以上の変化です。
自信を取り戻し、
毎日をもっと軽やかに過ごせるようになる。
「歳だから仕方ない」と諦めていたことに、
再び挑戦できるようになる。
そんな未来が待っています。
まとめ
尿漏れ体操が続かないのは、
あなたの意志が弱いからではありません。
「頑張らなきゃ」という心の思い込みが、
体を緊張させ、改善を遠ざけていたのです。
体だけを鍛えようとしても、
心が置き去りになっていては、
根本的な改善にはたどり着けません。
心と体の両方にアプローチすることで、
結果が変わります。
このことを理解した人だけが、
尿漏れを根本から改善できるのです。
ヨガで体を緩め、
コーチングで心を整える。
この2つを組み合わせることで、
あなたの尿漏れは必ず改善します。
今日から、「頑張る」を手放す第一歩を
踏み出してください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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- なぜ骨盤体操だけでは再発してしまうのか、その本当の理由
- 整体やお薬に投資しても成果が出なかった原因を理解して、改善する方法
- くしゃみや笑いを気にせず、友人と思いっきり笑える自分を取り戻す方法
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あなたが尿漏れの悩みから解放され、
毎日を軽やかに過ごせるようになることを
心からお祈りしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
