楽しむ罪悪感が「尿漏れ」の原因？
ヴェス 理沙こんにちは。
尿漏れ改善＆予防パーソナルヨガ専門家のヴェス理沙です。
今日は、少しドキッとするようなテーマ、
「楽しむことに罪悪感を持つと、体は漏れる」
というお話をします。
尿漏れを改善しようと情報を集め、
真面目に取り組んでいる方ほど、
こんな壁にぶつかっていることが多いようです。
あなたは今、
こんなもどかしさを感じていませんか？
「動画を見て骨盤底筋トレーニングを毎日しているのに、変化が分からない」
「整体に通った直後は調子が良いけれど、数日で元に戻ってしまう」
「お薬やパッドで対処しているけれど、いつまで続くのか不安が消えない」
出口の見えないトンネルにいるような、
長引く不調への焦り。
くしゃみをするのが怖い。
友人と大笑いするのが不安。
重い荷物を持つ瞬間に身構えてしまう。
そんな日常のストレスから抜け出したくて、
必死に「体を鍛えよう」「治そう」と努力されているのだと思います。
でも、実はほとんどの方が、
ある重要な「心の視点」を見落としているんですね。
くしゃみをするのが怖い。
友人と大笑いするのが不安。
重い荷物を持つ瞬間に身構えてしまう。
そんな日常のストレスから抜け出したくて、
必死に「体を鍛えよう」と努力されています。
でも、ほとんどの方が、
ある重要な「心の視点」を見落としているんですね。
今日は、なぜ体のケアだけでは改善しないのか。
その根本にある「メンタルブロック」と
「身体反応」のメカニズムについてお伝えします。
「自分を後回し」にしていませんか？
まず、尿漏れや身体の不調がなかなか治らない方の多くが、
無意識のうちに「自分を後回しにする思考」を持っています。
あなたは、こんな風に思っていませんか？
「私が我慢すれば、家族や職場がうまく回る」
「自分の楽しみのために時間やお金を使うなんて、もったいない」
「休んでいると、なんだかサボっているようで落ち着かない」
実は、この「自分を後回しにする思考」こそが、
尿漏れを引き起こす大きな原因の一つなんです。
「え？ 筋肉の問題じゃないの？」
と思われたかもしれません。
もちろん、骨盤底筋という筋肉の低下や、
姿勢の歪みといった物理的な要因はあります。
しかし、
なぜその筋肉が弱ってしまったのか、
なぜ姿勢が崩れてしまったのか。
そのさらに奥にある原因を探っていくと、
「心が生み出す緊張」に行き着くのです。
体が出している「もう頑張らないで」というSOS
ここで、少し体の仕組みの話をしましょう。
私たちの体は、
脳（心）の状態をダイレクトに反映します。
「自分を後回しにして、他人のために頑張らなきゃ」
「もっと完璧にやらなきゃ」
「楽しんではいけない」
そうやって常に自分を律し、
緊張状態にある時、
自律神経は常に「戦闘モード（交感神経優位）」になっています。
体が常に戦闘モードだと、
筋肉はギュッと硬くなります。
骨盤周りの筋肉も、呼吸をするための横隔膜も、
ガチガチに固まってしまうのです。
一見、硬い筋肉は強そうに見えますが、
実は違います。
「硬い筋肉」は「脆い筋肉」です。
柔軟性がなく、衝撃を吸収できないため、
くしゃみや笑った時の腹圧（お腹への圧力）に耐えられず、
支えきれなくなって「漏れ」が生じます。
つまり、尿漏れとは、
「あなたがこれ以上、自分をすり減らして頑張りすぎないように」
という、体からの強制終了のサイン。
「もう頑張らないで。もっと緩んで。」 という
身体からの切実なSOSなのです。
楽しむことへの罪悪感が、骨盤底を弱らせる
私がインスタグラムのリールでもお伝えしていることですが、
「楽しむことに罪悪感を持つと、漏れる」 というのは、
決して比喩ではありません。
あなたが心から楽しみ、
リラックスし、
自分を満たしている時、
体は「安心モード（副交感神経優位）」になります。
この時、筋肉はふんわりと緩みつつも、
必要な時にはキュッと締まる「弾力」を取り戻します。
しかし、
「楽しんではいけない」
「自分だけ幸せになってはいけない」
という罪悪感を持っていると、
無意識のうちにお腹の奥底に力が入り続け、
骨盤底筋への過剰な負荷となり、
機能不全を起こしてしまうのです。
あなたは、ご自身の楽しみのために時間を使う時、
「ごめんなさい」という気持ちになっていませんか？
その「ごめんなさい」という微細な縮こまりが、
骨盤底の動きを止めてしまっているのです。
あなたが満たされることこそ、最強の改善策
解決策は、とてもシンプルであり、
同時にとても勇気がいることです。
それは、「自分を一番に満たすこと」。
あなたが心から笑い、
心から楽しみ、自分自身を大切にすることこそが、
どんなハードなトレーニングよりも効果的な、
最強の尿漏れ改善策になります。
「そんなことで治るわけがない」
そう思う思考こそが、
これまであなたを縛り付けてきたブロックです。
自分の身体の感覚を信じてみてください。
あなたが好きなことをして、心がじわーっと温かくなった時。
お風呂に入って「はぁ〜」と声が出た時。
美味しいものを食べて幸せを感じた時。
その時、あなたの体は緩み、
本来の機能を取り戻そうとしています。
もっと自分を優先していいんです。
もっと人生を楽しんでいいんです。
あなたが満たされて笑顔でいることは、
結果として周りの人たちをも幸せにします。
自分を犠牲にするのではなく、
まずは自分が溢れるほど満たされること。
それが、身体の機能を正常に戻すための第一歩です。
ヨガコーチングワーク：楽しむ許可出し
では、ここで一つ、
心と体を緩める簡単なワークをやってみましょう。
身体の改善には、まず脳（思考）の緊張を解くことが必要です。
楽な姿勢で座ってください。
椅子でも床でも構いません。
軽く目を閉じて、鼻から深く息を吸い、
口から細く長く吐き出します。
これを3回繰り返しましょう。
そして、胸に手を当てて、
自分自身に向かって、
心の中でこう言ってみてください。
「私は、もっと人生を楽しんでもいい」
「私は、自分を一番大切にしてもいい」
「私は、もっと緩んでも大丈夫」
言ってみて、どんな感じがしましたか？
もし、胸がザワザワしたり、
「でも…」という言葉が浮かんできたりしたら、
それがあなたの体調改善を妨げている「メンタルブロック」です。
「そんなことしたらバチが当たるんじゃないか」
「わがままだと思われるんじゃないか」
という恐れがあるかもしれません。
でも、大丈夫です。
そのザワザワを感じたまま、
「ザワザワしてもいいよ。でも、私は楽しむことを選ぶよ」
と、優しく自分に言い聞かせてあげてください。
このワークを、毎朝1分間、
またはトイレに入って一息ついた瞬間に
続けてみてください。
心の緊張が解けるにつれて、
不思議と身体の強張りが取れ、
骨盤周りの感覚が変わってくるはずです。
まとめ
あなたが心から楽しみ、自分を満たすこと。
それこそが、薬にも整体にも勝る、
あなた自身の自然治癒力を引き出すスイッチです。
「自分を後回しにする思考」を手放し、
自分のために生きる許可を出した時、
身体は必ず応えてくれます。
今までたくさん頑張ってきたあなたの身体です。
これからは「鍛える」のではなく、
「慈しむ」アプローチに変えていきませんか？
もしあなたが、
1ヶ月間この「楽しむ許可出し」を続けたら、
きっと身体の反応が変わります。
くしゃみをしても怖くない、
友人と涙が出るほど笑い合える。
そんな当たり前の幸せを取り戻す日は、
あなたが思っているよりも近くにあります。
あなたが尿漏れという悩みから解放されるのは、
決して無理なことではありません。
心と体の繋がりを理解し、
正しいアプローチをすれば、
誰でも本来の健やかな体を取り戻すことができるのです。
自分自身に「もっと楽しんでいい」と許可を出すことから始めて、
不安のない軽やかな毎日を実現してください。
心から応援しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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あなたが不安から解放され、
心からの笑顔で毎日を楽しめるようになることを心からお祈りしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
